日記
先日、インフルの予防接種を受けた。
会社に払ってもらって無料である。
注射をしてもらう時、ナースさんが「手をこうやってください」と言って、腰に手を当てた。
まったく理解できず、「ふぇ?」と言って、手をしばらく凝視していた。
角度をつけろ、ということだった。
相手の手をそのまま真似すればよかったのに。自分の理解力のなさを恥じてしまった。
しかし、去年のナースは棒立ちのままで注射した。特に痛みもなかった。
今回は、腕が腫れ上がり翌日まで鈍痛が走ったのだった。
これは、ワクチンの種類とか、そういう類の問題なのだろうか。
セルフリスペクト
必要以上に自分を卑下してしまうのが、自分の悪い所だ。
どうせ、自分は…、人と比べて自分は…等など。
そうやって自分の可能性を閉ざしていく事に余念がない。
そんなことをしていても無意味なので、つとめてポジティブシンキングでいようとしている。
思考は現実化するらしいからだ。そんなタイトルの本があったが、読んではいない。
FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)を読んだ。死体の写真があったりして、とても衝撃的だったし、人は誰でも、もしかしたら自分も、連続殺人犯になる可能性があるのかと、恐怖を覚えた。
連続殺人犯は、最初に殺人の妄想ばかりして、やがて行動に移すらしい。
あまり悪い妄想ばかりしない方が良い。
あ、別に人を殺す妄想はしません。
要は、自分を卑下していたら、本当にそんな人間になってしまうのでは、ということだ。
初めの一歩は自分への尊敬から
自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。
そうではなく、最初に自分を尊敬するところから始めよう。…中略
…それは自分の可能性を大きく開拓し、それをなしとげるにふさわしい力を与えることになる。…
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版(特装版)
自分など、もはや尊敬など出来ないクズなのだが、良いのだろうか。
ハッ!
またネガティブシンキングしてしまった…。
近況
ここ1ヶ月で、急に読書に目覚めた感じだ。
気になることを図書館の本で借りて、読み漁っている。
日の丸の国旗と旭日旗、ハーケンクロイツとマンジ、ドイツのことについて調べたり。
日の丸そのものについての本が少ないと思った。旭日旗のことについてなら、なおさら少ない。2冊借りたのだが、丁度うまいぐあいに、日の丸廃止論者と肯定論者だった。
日の丸は廃止しなくても良いと思うけど、それに嫌悪感を覚える人がいるなら、配慮した方が良いのかな?とも。
とりあえず、日の丸や国歌について否定的なこと言ったりやったりすると、コワイ人達がやってくるということは分かった。
日の丸、旭日旗を戦犯旗と言う人がいるらしいので、ハーケンクロイツについて気になった。
卍とハーケンクロイツ―卍に隠された十字架と聖徳の光が詳しい。
マンジとハーケンクロイツは同じルーツがあって、幸運のシンボルと。
マンジとハーケンクロイツでは向きが違うが、欧米の人はあまり区別出来ないらしい。しかも名前が、どっち向きだろうとスワスティカ、というらしい。
欧米では完全に悪のシンボルと化しているという。この著者は浄土宗の僧侶で、マンジの本来の意味を回復させたいという。ふーん。
旧日本軍で使われた旭日旗。未だに海上自衛隊が使っている。旗そのものに罪は無いし、昔から縁起物として使っていたから。
そういう意味では、ハーケンクロイツも同じだったと。
ともかく、なぜドイツではナチスの痕跡を、ハーケンクロイツも全て消すことになったのか。
ホロコーストと戦後ドイツ――表象・物語・主体
この本はドイツが過去と、どう向き合うのかという点で参考になった。僕にはちょっと難しかったケド。
そんな感じで日の丸に関する一連の読書は一段落して、今は安田純平さんに関する本を借りて読んでいる。
安田さんは過去、武装集団に数日、拘束された経験がある。その時にも日本では自己責任論が巻き起こり、安田さんはバッシングされたと。
今回も、安田さんは本を出すのだろうか。是非ともルポを出してほしいですな。