とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

『高校生のための批評入門』

まだ読んでいる途中なんですが、『高校生のための批評入門』 これ、良い本です。 古今東西の文章(51編)を集めているんですが、各文章の最後には「問い」があるんです。 例えば「作者は何が言いたかったのか」とか「もし〜なら…」と言う感じ。 僕なんかはま…

無気力マン、読書によってやる気スイッチオン!という話

10代の頃から無気力で、勉強をもはや放棄していた。一夜漬けばかりしてテストを乗り切っていた。 勉強が大事なのは頭ではわかっているケド……そんな感じだった。 やる気マイナス100%マンと化していた。ただただインターネットとゲームをして、時間を浪費して…

職業の貴賤

職業に貴賤はありますか。 ありません。 ただ、区別する人がいるだけです。 そして…引け目を感じてしまう自分がいるだけなんです…(´;ω;`)ウッ… 卑屈になってしまうこともあります。惨めな思いを抱いてしまうこともあります。まったくバカげていることです。…

自己肯定感が低いのはあなたなのか

あ、はい、それは僕の事です。 本を読んでいたらこんな一節が。グッと来た。 いったいあなたは自分のことをどんなふうに思っていたのか…自分自身を劣ったやつだとそれではあなたが思っていたのか…自分より大統領のほうがえらく、金持ちのほうが裕福だと…ある…

セルフリスペクト

必要以上に自分を卑下してしまうのが、自分の悪い所だ。 どうせ、自分は…、人と比べて自分は…等など。 そうやって自分の可能性を閉ざしていく事に余念がない。 そんなことをしていても無意味なので、つとめてポジティブシンキングでいようとしている。 思考…

近代詩三選 高村光太郎 峠三吉 与謝野晶子

かつて通信大学生だったころのレポート。 課題は、タイトルの通り、近代詩を3つ挙げて詳しく述べよ、というものだった。 しかし、提出することなく大学を辞めてしまった(爆) せっかくなので(?)、加筆して上げみる。 ひとつ目は、高村光太郎のぼろぼろのダチ…

『戦場の精神史』を読んで

中世の騎士というと、騎士道精神を重んじる、カッコいい鎧をまとった…などというイメージがあったんだけど、実は略奪や殺人もガンガンやっていたらしい。 それに、十字軍遠征のさいには、アラブの人の方が紳士的だったりとか、教皇が「あの乱暴な奴らを厄介…

大谷翔平と吉田松陰

普段、日本のプロ野球は見ず、世界戦だけ見るというニワカだが、メジャーの大谷選手の出場試合を見るのが楽しみで、活躍すればとても嬉しくなる。 今年はもう大谷選手の試合は見れず、寂しいと同時に来年が楽しみだ。 大谷選手といえば、高校時代の「目標達…

他人を嫉妬して付け回す人

以下はフランスの文豪、ヴィクトル・ユゴーの作品、「レ・ミゼラブル」の一文である。 およそ人の行為は、それに関係のない者が一番その機密を知りたがるものである。…なぜあの人はいつも夕方にしかこないんだろう。だれそれさんはなぜ木曜日にはきっと出か…

知の巨人 佐藤優 おすすめの本

元外務省主任分析官で、現在は作家。圧倒的な知識量の佐藤優氏は、次々と本を出している。 僕は「読書の技法」「悪魔の勉強術」などの勉強法の本を主に購入しているのだが、もう完全に佐藤氏の信者である。 しかし、そんな佐藤氏の本が多すぎるので、どんな…

『あんぽん 孫正義伝』を読んだ

あんぽん 孫正義伝作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 205回この商品を含むブログ (63件) を見る ソフトバンク孫正義氏のノンフィクション本。 これを読もうと思ったきっかけは、孫正義氏の講演か…

『読書の技法』を読む

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門作者: 佐藤優出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2012/07/27メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 361回この商品を含むブログ (66件) を見る 元外交官で、知の巨人とも呼ばれる佐藤優氏…

『ずるい勉強法』を読む

ずるい勉強法―――エリートを出し抜くたった1つの方法作者: 佐藤大和出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/11/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る むかしはヤンキーで、偏差値も低かった著者が、司法試験に一発合格した勉…

『ずるい暗記術』を読みました

ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法作者: 佐藤大和出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2015/09/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 「偏差値30から司法試験に一発合格できた」著者の暗記術…

目玉おやじが見ているぞ

先日、『ネロ』を借りる。暴虐王のイメージしかないがどんな人だったのだろうか。 『世界のとんでも法律』を読む。イギリスには郵便配達人は犬と目を合わせてはいけない、という法律があるそうだ。目が合って、犬に咬まれた配達人が犬を蹴り殺した事件から生…

平成28年4月23日

昼仕事。今日も忙しく、疲れる。水分補給を怠ったためか、帰ると体調が悪くなりしばらく寝る。 まったく、自分の体力のなさに愕然とする。「おばちゃんより体力ないぞ、オレ」と思う。 数ヶ月まえに、マディソン郡の橋を読んだ。雑にいうと、片田舎での暮ら…

平成28年4月22日

仕事がなかなか忙しかった。緊張した。 を2つ作っていった。吉川英治の三国志を読みながら昼休憩。三国志は小学生の時に横山光輝を読んだ以来だなあ。 空を仰いで、白虹《はっこう》のような星雲をかけた宇宙と見くらべると、この世の山岳の大も、黄河の長さ…

日記

『日記をつける (岩波現代文庫)』を読んだ。これまで出版された日記を紹介していたり、何を書くかというなどに触れていたので参考になった。とりあえず、今日は曇り。 小論文これだけ!―短大・推薦入試から難関校受験までを読んだ。いわゆる小論文の書き方は…

もう暖かい・・・?

コートはもう暑いがジャケットだと肌寒い、けれど中間が無い、だからコートを着たがやっぱり暑かった。ニット帽とはもうすぐ別離となるのでさみしさを感じる。夏でも被られるニット帽なんてないのだろうか。 日曜日 本を読む。それも急いで読む。「桜がなく…

入学と想像ラジオ

通信大学へ願書を送るのは四月あたりになりそうだ。我が家の家計はよくわからないが非常に切迫しているような感じがする。なにしろ筆者の給料も非常に少なくなっているからだ。そしてバイトをする中、時間の大切さがうっすら頭をよぎり、本当にもう、毎日有…

冬五輪

連日、五輪のために夜更かししている。その中で、羽生くんの散歩道に痺れ、真央ちゃんの失敗に失意の嘆息を漏らし、翌日の滑りで感動が訪れ、僕は涙ぐんだ。終わりよければすべて良しか。 森元首相の発言は配慮がなかった。と思ったが、本意は良い意味だった…

英語の勉強と読書

現在、all in oneとduo3.0を読んでいる。AIOは、毎日七例文・前回の七例文・一週間前の七例文という感じでやっている。デュオは、毎日一セクション、前回のセクション、一週間前・二週間前・一か月前のセクション、という具合。もうすぐ今日で44セクション目…

こんな夢を見た。

こんな夢を見た。 ねずみほどの馬が家の中を走り回って、飛んだり跳ねたり、自分の肩に乗ったりしている。突然周りが暗くなり、ふと脇を見ると、四角い水槽が横に縦に不規則に置かれていて、いずれもコケだらけでまったく手入れされていない。ある水槽を見れ…

雑記

英語の勉強にと英訳版のドラえもんを借りてきた。ドラえもんの漫画は昔から読んでいたのでドラえもんにした。元の日本語のセリフが付いているし,そんなに難しいレベルの英語ではないのでサクサク読み進められた。改めて思ったけど,つくづく良い漫画だなあ。…

ヘイローの小説を読んだ

昨日やっとHaloの小説,ファールオブリーチを読み終えました。500頁あったけど,読むのが楽しくて一週間で終わった。これは僕にとってはかなり速いのです。駄文に等しい感想をBrilliant Gruntに書いた。 しかし,アマゾン見てみたらなんと6冊目のコール・プ…

政治が悪いと天変地異が起こる

三国志傑物伝 (光文社時代小説文庫)作者: 三好徹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/06/12メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 有名な人も出てくるけれどあまり知られていないであろう人もよく出てくる。諸葛亮孔明は死んだ後に財産を残さなかったと…

図書館侵攻

本格的な図書館侵攻計画が始動したことをここにお伝えする。 日付変わって昨日,筆者は図書館のサイトで本を8冊予約した。 最近は森見登美彦氏のそれほど益のない(失礼)小説ばかり読んでいたが,今回のはそうでもない。読むとちょっとばかし考えさせられ…