とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

髪の煩わしき

 頭をすこし傾けると,すぐに毛髪共が鼻をくすぐったり,視界を遮ったり,顔をむず痒くさせ,怒髪天を衝くほど怒り狂う,文字通り髪が逆立てば万事上手く行くのだが,やはり煩わしいままである。

 

 それはそうとして,色々な行事が迫ってきている。体を育む会とか,何やらを発表する会が。実はそれに出席しなければ,卒業が危うくなる。育む会にすべて(午前と午後の部がある)出れば,後者の会は行かなくても良いのだが,毎日毎日昼ごろ目覚める者にそんなことが出来ようか?いいや,できるはずがない。ないけれども,無いなりに努力しなければならないだろう。

 

 実を言うと,先の三年間,一回も体育会に出場していない。もっと言うと,文化祭にも参加していない。さらに言うと,遠足にも行っていない。ついでに言うと,友達が一人もいない。

 なぜかというと,答えは明瞭である。厭だから。人前でアクションを起こすのが苦手なのだ。アクションを起こすとなると,不安や憂鬱が混じりあったような心持ちになり,ひたすら煩慮する。もちろん今年はそんなことは言っていられない。

 フレンドが居ない件に関しては,コメントを差し控えさせて頂きます。