とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

うつけものか、おれは。

 常に上の空。15+15を20だと結論付けたかと思うと、いつのまにか帰宅の途についている。マンションの一階、住民の郵便受け。うちは番号ロック方式だ。普通は、人がいれば、開けないか番号が見えないようにロックを解除する。小学生が二人いた。真横にいたが、おれはなぜか意に介さず、番号を開けてしまった。おれは、なにやってるんだ。エレベーターに乗ってから、激しく後悔と動揺。なぜ、こんなにぼーっとしているんだ。うつけものか、おれは。そして今日も、いつのまにか日付が変わっている。