とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

平成28年4月22日

 仕事がなかなか忙しかった。緊張した。
 🍙を2つ作っていった。吉川英治三国志を読みながら昼休憩。三国志は小学生の時に横山光輝を読んだ以来だなあ。
 
 空を仰いで、白虹《はっこう》のような星雲をかけた宇宙と見くらべると、この世の山岳の大も、黄河の長さも、支那大陸の偉《い》なる広さも、むしろ愍《あわ》れむべき小さい存在でしかない。
 まして人間の小ささ――一個の自己のごときは――と劉備は、我というものの無力を嘆《なげ》いたが、
「否《いな》! 否! 人間あっての宇宙だ。人間がない宇宙はただの空虚《うつろ》ではないか。人間は宇宙より偉大だ」