とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

自転車

 この度、十年乗った自転車に別れを告げ、新調した。

 前の自転車は、中学の時に買ってもらった。ロードバイクか、クロスバイクか、どっちか知らんけど。

 とにかく、高校4年間でだいぶお世話になった。およそ1時間の道のりだったか、それもあの自転車なら苦ではなかった。

 およそメンテナンスのメの字も知らないというか、自転車愛はそんなに無いのでまったく放ったらかしだったにもかかわらず、よく十年も乗れた。

 あの自転車に関しては苦い想い出もある。タイヤの横っ面に画鋲が刺さっていたり、サドルが切り裂かれていたこともあった。

 ともかく、今度買った自転車は、たしかミニベロっていったか。
 小型で、前カゴがついていて、そしてなにより、足が地に着く。

 そう、筆者は身長が160ないので、前のチャリでは足が着かなかった。それを少し気にしているフシはあった。
 あと、よく買い物するのでカゴがあれば便利なのである。まあ、クロスバイクでもカゴは付けられるはずだけど。

 そして、もう今の自転車になって半年近くなるだろうか。

 びっくりするほど何もない。

 つまり、画鋲が刺さっていることも無ければサドルからスポンジがこんにちはしているということも無い。
 強いて言えばカゴに刺していたビニール傘が盗られたぐらいである。

 …正直言うと、前の自転車を処分してちょっと後悔している。

 あのスピード感。どこへでも行ける気がするあの快適さ。

 はあ。