10才の革命家 不登校ユーチューバーをめぐるあれこれ

　10才の不登校ユーチューバーが話題になっている。

　ツイッターで流れるつぶやきを見ていただけで、彼の動画はよく知らないし見る気も起きないのだが、不登校についていろんな意見があったのがおもしろいなあと。

　まず、10才の彼は革命家を名乗っているらしい。学校なんかに通っているとロボットになってしまうと。宿題なんかやってらんねーと。

　なにを革命するのかは知らんけど、この革命というワードに反感を覚えた人が多いみたい。あと、不登校になる理由がくだらないと。

　たしかにくだらない。「切実な理由で学校に行きたくても行けない子もいるんだぞ！」と、プリプリしている人もいた。

　
　漫画カイジのワンシーンで、「学校は無理してでも行くもんだ」みたいなセリフがあって、それを支持する人もいた。

　僕的にはこれはない。嫌がるのを無理に行かせてどうする。まあ、革命家くんに関しては「わかったからはよ学校いけ」と言いたいけど。

　でもそれこそ、切実な問題を抱えている人にはこれは駄目だろう。

　
　あと、ホリエモンさんのツイートも面白かった。もし、スマホとネットがある時代に生まれてたら、学校なんか行ってないんだと。

　そういえば前、ホリエモンさんは、「学校行ってなくてもネットだけ見てノーベル賞取る奴が出てくる」っていってたのを思い出した。

　「虐められて一生続く傷を負ったら本末転倒」とも言っていて、あ、良い人だなあと思った。
　　

　学校へ行くか行かないか。不登校は良いか悪いか。どちらかしかないのだろうか。
　
　体罰は良いか悪いかという問題と同じで、そんなのケースバイケースじゃないのだろうか、と思う。一人ひとり抱えている問題は違うし。

　……阿呆だからわかりませんわ。

　ところで、「不登校は不幸か」というのもよくわからない。それも人それぞれの価値観の問題ではないのか。

　
　とりあえず、僕もこれから革命を起こしていきます。

　まずは腕立て伏せ10回から始めよう