とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

清掃業

清掃の仕事をしている。

もう5年近くになる。

同僚や上司は、おじさんおばさんたち。

人間関係はおおむね良好。

給料だとか、どんな仕事だとか、そんなことより人間関係の方が、俺にとっては重要だ。

そう思っていた。

今の職場環境は、間違いなく自分史上最良だ。人間関係的にいって。
 
だのに、俺はもう、この仕事に嫌気がさしている。

辞めたいと思っている。

なんて贅沢な。自分でそう思う。

なぜ辞めたいのだろう。自分でもよくわからない。俺が阿呆たる所以である。

たぶん、この仕事を蔑んでしまっているのかも知れない。

惨めで惨めで仕方ないのかもしれない。

まあ、勉強しなかったからこうなっているので、完全なる自業自得なのだが。