とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

わたしの読書遍歴

今週のお題「読書の秋」

 僕が最初に図書館へ行ったのは小学生の時だった。仲の良い友達に連れて行かれた。その時、初めて借りたのはドラゴンクエストの小説だった。

 それ以降、高校生になるまで図書館には行かなくなる。

 高校生の時、諸事情でネット環境が断たれてしまい、日々退屈なので図書館へ行くことにした。

 そこで、適当に本を探していると、森見登美彦氏の「新釈 走れメロス」に出会った。

 衝撃的だった。明治の文豪のような文体なのに、1から10までふざけた様な筆運び。著作をむさぼり読んだ。
 そこから、本を読むことが増え、図書館に通う事も多くなった。

 自分の読書歴に大きな影響を与えた最初の人物が森見登美彦氏だ。

 その後、衝撃的な作家とまた出会ってしまった。

 佐藤優氏。元外交官で現在は作家。出会った本は「読書の技法」

 読書の仕方はもちろん、学校の勉強がいかに大切か、ということがグッと来た。学生時代にちゃんと勉強してなかったので、ことさら胸に刺さったのだろうと思う。

 ところで、読書の秋って、どういうこと?普段読書していない人が読書しましょうと言う日?

 ともかく、読書の秋と言わず、1年通して読書に挑戦していきたい。

日記

 先日、インフルの予防接種を受けた。

 会社に払ってもらって無料である。

 注射をしてもらう時、ナースさんが「手をこうやってください」と言って、腰に手を当てた。

 まったく理解できず、「ふぇ?」と言って、手をしばらく凝視していた。

 角度をつけろ、ということだった。

 相手の手をそのまま真似すればよかったのに。自分の理解力のなさを恥じてしまった。

 しかし、去年のナースは棒立ちのままで注射した。特に痛みもなかった。

 今回は、腕が腫れ上がり翌日まで鈍痛が走ったのだった。

 これは、ワクチンの種類とか、そういう類の問題なのだろうか。

セルフリスペクト

 必要以上に自分を卑下してしまうのが、自分の悪い所だ。

 どうせ、自分は…、人と比べて自分は…等など。

 そうやって自分の可能性を閉ざしていく事に余念がない。

 そんなことをしていても無意味なので、つとめてポジティブシンキングでいようとしている。

 思考は現実化するらしいからだ。そんなタイトルの本があったが、読んではいない。

 FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)を読んだ。死体の写真があったりして、とても衝撃的だったし、人は誰でも、もしかしたら自分も、連続殺人犯になる可能性があるのかと、恐怖を覚えた。

 連続殺人犯は、最初に殺人の妄想ばかりして、やがて行動に移すらしい。

 あまり悪い妄想ばかりしない方が良い。

 あ、別に人を殺す妄想はしません。

 要は、自分を卑下していたら、本当にそんな人間になってしまうのでは、ということだ。

初めの一歩は自分への尊敬から

 自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。
 そうではなく、最初に自分を尊敬するところから始めよう。…中略
 …それは自分の可能性を大きく開拓し、それをなしとげるにふさわしい力を与えることになる。…
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版(特装版)

 自分など、もはや尊敬など出来ないクズなのだが、良いのだろうか。

 ハッ!

 またネガティブシンキングしてしまった…。