『ずるい暗記術』を読みました
ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法
- 作者: 佐藤大和
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「偏差値30から司法試験に一発合格できた」著者の暗記術。
この手の本によくある、「私はこんな阿呆だったけど〜」という始まりから、著者の勉強法が紹介される。
その勉強法をざっくり言うと、読むだけ。ノートに書き込んだりしない。
あとは復習。復習。
「まず答えを見る」というのは、そういうやり方もあるんだなあ、と思った。
そしてそういうやり方で司法試験も受かることも可能なんだと。
そして朝と夜の短時間復習はやってみようと思う。復習ってより振り返りみたいなものだが。
後半はもう暗記術ではない。どうやってモチベーションを維持するかとか、習慣化するにはどうしたらいいかとか。
「ああ、こんなやり方もあるんだ」ということで、参考になりました。
この本の後に出版された『ずるい勉強法』についても参照されたし。
http://tmbox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/124708
Rhapsodyを買う
なけなしの小遣いで、シンフォニックメタルのパイオニア、ラプソディのCDを中古で買う。3枚。
初めて知ったのはいつだったろう
あまりの衝撃に膝から崩れ落ちた
この世にこんな音楽があるなんて
そう、ワイが聞きたかったのはこういう音楽なんだ!
ワイは、シンフォニックメタルを聴くためにこの世に生を受けたんや…
あなたにも、ありますか?
そんな音楽。(?)
- アーティスト: Rhapsody
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- 発売日: 1999/11/23
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「はじゃのつるぎ」の英語訳「sword of malice」
はじゃのつるぎといえば、ドラクエにおいて中盤に手に入る、聖なる剣。
振りかざすとギラが使える、便利な剣である。
これが、英語版ドラゴンクエストではどうなっているのか。
Sword of Malice
ん?malice?破邪って意味かな?
Maliceの意味…悪意、恨み、敵意、殺意
なん…だと…
おいおい、誤訳かよ…ちゃんと仕事しろ!真逆の意味になっちゃってんじゃねーか!
と、思ったのだが、ofにはこんな用法があるという。
ofには、所属・所有のほか、分離・離脱の意味がある。
と、いうことは、「maliceの剣」ではなく、「maliceを退ける剣」、つまり「破邪の剣」となるわけか!
そう思ったのもつかの間…
sword of maliceについて調べていくと、海外の掲示板へ辿り着いた。
そこの書き込みを意訳するとだいたいこんな感じ(たぶん)
「sword of maliceって剣あるじゃん?これ、破邪の剣なんだな。前はcautery(焼灼) swordだったのに。名前変更されたのか」
「cauteryってどういう意味だよ。わかりにくいわ」
「maliceのほうがいいね」
「最初sword of maliceって名前見たとき、呪いの武器だと思った。でも剣のデザインは聖なる剣っぽいんだよな…」
「日本ではevil-crushing swordって名前らしい」
「は?なんでそれがsword of maliceになるわけ?maliceの意味調べたけど、全然関係ないじゃん。他の人も言ってるけど、呪いの武器にしか見えん。俺も最初見たとき呪いの武器かと思ったし」
「単純に「火炎の剣」って名前にしないということは、言葉遊びか何かあるのかな」
http://www.gamefaqs.com/boards/942422-dragon-quest-iv-chapters-of-the-chosen/48820609
英語圏の人がまったく「はじゃのつるぎ」を認識できてねえ…
結局、誤訳かどうかわからねー、という話でした。
2017/05/22 追記
ついに分かった。これは誤訳ではない。
中世ヨーロッパの時代、ofは「〜から…を切り離す」という分離の意味が主だったのだ。
たぶんネイティブでさえ知らないのだろう。高度すぎる翻訳、といえる。